1982 年にAIDS 関連の病気で悲劇的に亡くなるも未発表テープの膨大なアーカイブを残していた地下ディスコの巨匠にしてハイエナジーのパイオニア、Patrick Cowley。2015年に初めてリリースされた作品である『Kickin’ In』がオリジナルのマルチトラック録音の新発見によりリマスタリング仕様で再登場!Cowleyのハイエナジーサウンドの真髄を捉えた9分間にも及ぶサイバネティック・ディスコ・ストーマーこと"Kickin’ In"。1978年5月、ディスコ界のディーバ、Sylvesterの前座として〈The City〉のステージでLoverdeと共演した際に披露したこの伝説的な一曲とそのインスト版、そして、80年に録音された大変優れたジャム曲"Thief of Love"と"Make It Come Loose"の全4曲を搭載!既に現在のNu-Discoを先取りするような、ポップネスとブギーな感覚が踊り狂う、まさしくキラーな一品。脱力しつつもダンサンブルで、豊かな体験を約束してくれる12inch作品です。本作の復刻版には、もともとカウリーの雑誌である『Mechanical Fantasy Box』に掲載されていたGwenaël Rattkeのイラストと、歌詞付きのポストカードも収録。