フランス出身のアーティスト/クリエイター、ミシェル・ラミーと池田亮司によるコラボレーション作品が〈The Vinyl Factory〉より登場。池田亮司が作曲・制作を手掛け、ミシェル・ラミーが作詞とヴォーカルを担当した本作には、ロサンゼルスとロンドン、それぞれ異なる場所と時間に録音された2つの楽曲を収録。A面「Echoes of Rights」は2022年5月15日から18日にかけてロサンゼルスのEQT Recordingsで録音。一方、B面「Echoes of Nights」は2026年2月22日、ロンドンの180 Studios内に設けられたThe Listening Roomで収録されたもの。両者の長年にわたる協働関係をさらに遡るように、ジャケットには2021年にバーゼルで行われたライブ・パフォーマンスの写真を採用している。
ミシェル・ラミーは、哲学者ジル・ドゥルーズに師事し、弁護士として活動した経歴を持つ異色のクリエイター。1970年代末にロサンゼルスへ移住後、自身のファッションブランドを立ち上げ、レストランやキャバレーの運営、映画制作、パフォーマンスなど多岐にわたる表現活動を展開。デザイナーのリック・オウエンスとともに〈Owenscorp〉を設立し、現在もその創造的な世界観を支える重要な存在である。また、2014年には自身の実験的な創作活動を包括するプロジェクト〈LAMYLAND〉を始動。2017年にはアーティストのNico Vascellariらとコンセプチュアル・バンド〈LAVASCAR〉を結成するなど、ジャンルや領域の境界を自在に横断し続けている。
池田亮司の極度に精緻な電子音響と、ラミーの個性的で存在感のある声が交差する本作は、異なる表現領域を生きる二人の創造性が結びついた興味深いコラボレーション。180g重量盤レッド・ヴァイナル、世界限定500枚。〈The Vinyl Factory〉のヘイズ工場にてEMI 1400プレス機を使用して製造され、Noel Summervilleによるヴァイナル・マスタリングを採用。