RoedeliusやFenneszの作品も手掛けるロンドンのSong Cycleより重量級の再発案件登場です。オリジナルは$200越え。コンセプチュアル・アートやオプ・アートなど、現代美術の先駆けとも見做される作品を手がけた、ニューヨーク・ダダの中心的人物であり、20世紀の美術に最も影響を与えた作家の一人、Marcel Duchampが1913年に構想・作曲した楽曲群をPetr KotikとJulius Eastmanもその一員であったS.E.M Ensembleが演奏したという歴史的大作。怪異を伝えるコンクレート状の物音へと変貌を遂げたスタインウェイのピアノが奏でる76年録音のB2もこの世のものとは思えない非音楽的情緒を響かせています。この録音状態も相まって大変素晴らしい世界観。これはMorton FeldmanからJohn Cageファンにも是非。ライナーノーツ付属の重量盤。限定500部