メロウで穏やかなダブが展開された前作「Primal Dub」の流れも踏襲しつつ、さらに洗練されたダブも新境地へと向かい、前作が好きなリスナーも納得させる形で進化した MaL のセカンドソロアルバム「Primal Dub 2」。
2022年に Hoodish Recordings の第1弾としてリリースされたMaL のファーストソロアルバム「Primal Dub」は、不慮の事故により MaL が長期入院した際に制作され、インストアルバムながらも、iTunes レゲエチャートで1位を獲得、各方面から好評を得た作品。
その続編となる「Primal Dub 2」が待望のヴァイナル化!前作は MaL の長女がトランペットで参加したのがハイライトの一つであったが、今作は次女がアルトサックスとボイスでの参加というのも聴きどころ。レゲエ、ラヴァーズロック、ダンスホールの要素を Dub という手法で日常のサウンドトラックに落とし込むというコンセプトは前作から継承しつつもサウンド面がさらに進化している。カバーアートは前作同様、東京のアンダーグラウンドシーンに灯りをともし続ける Best Match Corner によるもの。