オリジナルは万越えは下らない激レア盤!50年の時が経過した今でも新鮮かつエキサイティングな作品。ピアノからドラム、ベース、リード楽器まで弾きこなしつつも49歳の若さでこの世を去った夭折のジャズ・ミュージシャンであり、そのピアノの腕はセシル・テイラーとも比較されたLowell Davidson。〈ESP-Disk〉のオーナーであるBernard Stollmanが、オーネット・コールマンの推薦のもと、当時ハーバード大学の学生であった彼を演奏を聴いたことがないままに参加させ、ベースにGary Peacock、パーカッションにMilford Gravesという豪華面々によるトリオ編成で制作した1965年のセルフ・タイトルが21年度ヴァイナル・リイシュー!ベースのゲイリー・ピーコック、パーカッションのミルフォード・グレイブス、そしてピアニストの彼との間には、まるで共生関係が築かれているようでもあり、デヴィッドソンの優れたハーモニック・センスが見事に反映されたフリー・ジャズ史に残る破格の名作のひとつ。日本盤CDもリリースされていた一枚です。限定500部。