人骨で演奏を繰り広げた、リチュアル・インダストリアルの先駆け、Zero Kamaとしても知られるZoe DeWittが1982年から1983年にかけて展開していたソロ・プロジェクト、Korpses Katatonikが1983年に自身のレーベルである〈Nekrophile Rekords〉からカセット・リリースしたインダストリアル/ノイズ古典的名作アルバムが、オーストリアの名門〈Infinite Fog Productions〉より40周年記念エディションとして史上初のCD/LP再発。暗黒精神医学に、病理学的異常主義、ネクロフィリア、その他様々な性的倒錯からインスパイアされた独自の世界観を築き上げた本作では、Throbbing GristleやSPK、Cabaret Voltaireといった伝説的なインダストリアル・バンドたちにも匹敵する凶悪で妥協のない実験的スタイルを提示。まさに”80年代版Atrax Morgue”と呼ぶべきでしょう。