バレアリック好きにもレコメンドしたい逸品!ベルギーのエレクトロ・サンバの奇才Antenaが1985年末に解散した後、コールドウェイヴの王冠を直ぐに脱ぎ捨て、洗練されたポップ・プリンセスのティアラへと変貌を果たしたIsabelle Antena。Martin Haylesによるプロデュースのもと、クレプスキュールこと〈Les Disques Du Crépuscule〉より発表した1986年作『En Cavale』が〈Numero〉からアナログ・リイシュー。マドンナやアーバン・ポップスの影響が色濃い内容となっており、80年代のユーロ・ダンスとボサノバを混ぜたようなリップスティックが施されたフレンチ・ポップスの歌姫のエレガントな第2章!お蔵入りしたデモやレア曲、さらに膨大なエッセイや未発表の写真も収録。