1月下旬入荷予定。稀代の詩的ストーリーテラーとして存在感を放つアイルランド出身のシンガーソングライター、Fionn Regan。イースト・ロンドンにてわずか5日間という短い期間の中で、直感とインスピレーションの赴くままに書き上げられ録音された通算8作目となるアルバム『Berlin, Berlin』。あらかじめ緻密に構築された作品というよりも、溢れ出る歌そのものの神秘的な力に導かれるように、発見されたという表現がしっくりくる、密やかで素朴な情景。過剰な装飾を削ぎ落としたミニマルなアコースティック編成と、深夜の部屋の佇まいを思わせる温かく生々しい音響空間。幽玄な気配を漂わせるオープニングから静けさを湛えた表題曲、そして温かなラストトラックに至るまで、まるで冬の静けさや雨に濡れた街角、薄明かりの中で観たモノクロ映画の記憶を手繰り寄せるかのような詩情に溢れている。時代を超えて愛され続ける普遍的なフォークの美学と、静かでありながら鋭い美意識が結実した、現代のフォークの充実作。