2018年にリリースされ、カルト的なブレイクを果たしたデビュー作『Tuli Banyo』の登場以来、急成長する東アフリカのラップ・シーンの常識を覆す存在となったウガンダのラッパー/MC、Ecko Bazz。グライムからダンスホール、USヒップホップの要素をブレンドし、ルガンダ語で暴力、宗教、薬物乱用、ウガンダのスラム街の貧困を探求した政治的な歌詞までもをねじ込む、カテゴライズ困難なサウンドを放出してきた彼による、その待望のデビュー・フル・アルバムが、ウガンダ版〈PAN〉にして、東アフリカのエレクトロニック・ミュージックの中心地ともいうべき名所〈Nyege Nyege Tapes〉傘下の〈Hakuna Kulala〉より登場。まるで、Aphex Twinを呑み込んでいくDeath Gripsの如し、サグでハイパーアクティヴなラップに、破格のテクノ・サウンド、グライム、ダンスホールが異形の姿へと混ざり合い、Eckoの奇妙なイメージと社会派リリックのプラットフォームとしての機能を果たした一枚。Slikback、Dj Die Soon、Scotch Rolexらがトラックのプロデュースで参加しています。限定プレス。