これは全アブストラクト/ノイズ・ファン歓喜の大傑作!John CageやMerce Cunninghamといった面々の深い関係でも知られ、ノイズファン始めエクストリーム層にも愛されてやまないピアニスト/現代音楽家であり〈Folkways〉や〈Cramps〉〈Lovely Music〉など数々の名門レーベルにその名を残す英傑、David Tudor。その知られざる貴重録音を収めたアナログ盤ダブル・パックが〈TOPOS〉から到来。1969年12月、インド西部グジャラート州アーメダバードにある国立デザイン研究所の音楽スタジオにて、自身がアメリカから持ち込んだ設置したムーグ・シンセサイザーを用いて行った一連の録音”Monobird”を一枚目に、10年後の1979年3月1日に、ニューヨークのディスク〈Xenon〉で行われたレコーディングでは、前述の録音からの1曲をメイン・ソース・トラックとして使用した2テイクを制作し二枚目に収録。〈Xenon〉でのパフォーマンスと”Monobird”の関係を考察した中井悠氏によるエッセイ『When David Tudor Went Disco』が付属。