〈Sub Rosa〉や〈Tzadik〉などからのリリースや、John Zorn、Zeena Parkins、巻上公一といった作家とのコラボレーションでもおなじみ米実験音楽界の大ベテランにして、東洋と西欧の音楽形態の結びつきに深い関心を持ち続けてきた名作家、David Sheaの最新作がLawlence English主宰の電子音響名所〈Room 40〉からCDリリース!実に14歳の頃から「洞窟」と音や儀式、仏教の教えの関連性へと魅了されてきた彼が、洞窟から紡ぎ出した神話を呼び覚ます奇跡のリチュアル・アンビエント・ワークス。ゲスト・ミュージシャンによる古筝やパーカッション、ヴォイスに自身が織りなす電子楽器やシンギング・ボウル、ピアノなども交え、長年想いを寄せてきた世界各地の歴史や文化、伝統、信仰といった研究対象をこの世のものとは思えないほど深遠にスケッチ。ソロ前作から実に5年もの時を経た作品だけあり、集大成とも言える凄まじい一枚に仕上がっています。Oren Arambachi、Joe Talia、Girish Makwanaらによるサンプルも収録。8ページに及ぶ豪華ブックレット付属。