30年以上に及び孤高のインプロヴィゼーション・サウンドを追求してきたオーストラリアのミニマル/ジャズ・アンサンブル、The Necksの一員としても活動、〈ReR Megacorp〉や〈Another Timbre〉を始め数々の実験的なレーベルから作品を繰り出すエレクトロアコースティック作家/ピアニスト、Chris Abrahamsの4年ぶりのソロ最新作が、Lawrence English主宰の電子音響大聖地〈Room40〉からリリース!同レーベルからリリースした作品として初めてピアノを主体とした作品となっており、Phil Punchの手により〈Electric Avenue Studios〉にて19年録音。密かな春の訪れを予感させるような温かな響きのなかに、移ろいゆく季節に覚えるセンチメンタルな感情が同居しているような、年輪を感じさせるピアノ・ソロ長編作品。Gigi Masin「Venezia 2016」やThe Necks「Unfold」辺りの世界観が好きな方には間違いなく必携だと思います。