弊店でもコンピレーション・アルバムが大ヒット。当初は50〜60年代に活動していたとされながらそうじゃなかったりと、その多くが謎に包まれているイスラエル出身ベルリン拠点の詩人/ロカビリー・アーティストであり、44歳でこの世を去った夭逝のアウトサイダー・ミュージシャン、Charlie Megira (1972-2016?)。44年という短い生涯の間に50年代のトラッシュ・ロックとサーフ・トレモロ、リヴァーヴの効いたゴスを混ぜ合わせた強烈な音楽を作り上げ、15年で7枚のアルバムを録音した彼が2006年に残した3枚目のアルバム『Charlie Megira And the Hefker Girl』が〈Numero Group〉からアナログ・リイシュー。Joy Division、The Jesus and Mary Chain、The Cureといった80年代風のゴシックなアーキタイプを踏襲し、ジャンルとスタイルを異化したメギラのエイジレスな世界観に違和感なく溶け込ませた傑作!