1938年モロッコのサレに生まれ、ラバト音楽院(モロッコ)で音楽を学んだ後、1962年にパリに移りMax Deutschに師事した電子音楽作曲家Ahmed Essyadの作品セレクション『Moroccan Electroacoustic Music 1972-74』がSUB ROSA名シリーズ「EARLY ELECTRONIC SERIES」よりリリース!モロッコの先住民、ベルベル民族の伝統音楽をインスピレーションの源としたというエレクトロニック・ミュージックは、エキゾチックやスピリチュアルといった言葉では表現しきれないもので、「東洋と西洋を融合させることではなく、前衛音楽というヨーロッパ中心主義の枠組みの外に、もうひとつの現代性が存在しうる想像上の空間を開くこと」が重要と本人が語る通り、奇妙で独創的な作品!