10月中旬入荷予定。日本を代表する電子音楽家/ヴィジュアル・アーティスト池田亮司が、10本のロックド・グルーヴによって、それぞれに異なる周波数のサイン波だけを刻み、その周波数を太陽系の異なる惑星に対応させた、極限までミニマルな音響作品。
針が同じ溝を永久に回転続けるロックド・グルーヴによって、ひとつのサイン波は「楽曲」として展開することなく、ただ持続し続けます。しかし、それぞれ異なる周波数を持つ10の音は、再生することで聴覚のなかに微細な差異と緊張を生み、単純な電子音が次第に空間そのものを測定するような感覚へと変貌を遂げていきます。
量子力学や量子情報理論を美学的な視点から捉えた池田のインスタレーション〈supersymmetry〉とも連動する本作。CERNで科学者やエンジニアとの交流を重ねた経験を背景に、音を旋律やリズムとしてではなく、周波数、物質、時間、そして宇宙を構成する最小単位のようなものとして扱っています。
180g重量盤、特製シルクスクリーン・スリーヴ仕様。名匠Rashad Beckerによるマスタリング。音楽を極限までミニマルに削ぎ落とすことで、逆に「聴く」という行為そのものへ能動的に意識させる、池田ならではの実験的な作品。180g重量盤