限定クリア/グリーン・ヴァイナル仕様!中学生日記の劇伴制作や、ゴンチチ作品へのアレンジャーとしての参加、フランス音楽研究グループことGRMとの交流でも知られる越境的音楽家であり、Light In The Atticからの日本産ニューエイジ/アンビエント一大編集盤「Kankyo Ongaku」でも取り上げられた菅谷昌弘の初期作品をコンパイルした画期的一枚が、Visible CloaksのSpencer DoranとRoot Strata(Root Blog)を運営していたMaxwell August Croyによる新レーベル、Empire Of SignsからLPとCDでそれぞれリリース!全曲初ヴァイナル化!80年代の活動初期には、日本の劇団、ダンス・カンパニーの「パパ・タラフマラ」の劇伴である「アレッホ - 風を讃えるために」と「熱の風景」をカセット作品として発表、コジマ録音のALM Recordsからの自主盤アンビエント傑作「海の動物園」のリリースやJisyu Semi(自習ゼミ?)なるレーベルに残された「月刊カセット」なる詳細不明のカセットVAのシリーズにも複数作参加するなど、大変ミステリアスな経歴も残している同氏の初となる編集盤。コンピューター、シンセサイザー、サンプラーなどのエレクトロニクスを駆使しながらも飛び抜けてオーガニック&エスノなアンビエント・サウンドスケープを育んだ国産環境音楽/ニューエイジの最後の秘宝的一枚。幽玄に引きの美が香るこの卓越した美しさはやはり日本人だからこそ出せる音でしょう。アーティスト所有のオリジナル・テープからのリマスタリング。菅谷昌弘自身とSpencer Doran、Maxwell August Croyによる日本語/英語併記のライナーノーツが付属。