11月下旬入荷予定。ロシアはモジャイスクを拠点とするApollinaria KasparsのプロジェクトSettima Taccaによる、暗闇の中に残された水の在り処を示す標識という寓意的なテーマをもとに制作されたアルバム『A Cup, a Horse and Signs That Point at Wells』。ダウンビートやエレクトロニカ、レフトフィールドを横断するアンサンブルは、控えめなアレンジとダークなシンセの質感が印象的。80年代のミニマル・シンセやダンジョン・シンセに通じるヴィンテージなローファイ感と緻密な音響設計のなかで、抑制の効いたビートと儚く透き通るフィメール・ヴォーカルが織りなすメロディが美しく対比を描いている。陰影のある繊細なサウンドと静かな情熱が交錯する、ミステリアスで中毒性を秘めたエレクトロニック・ミュージック。