2019年にリリースされていた超重要作をストック。NeelことGiuseppe Tillieciとのアンビエント・テクノ/エクスペリメンタル・デュオ、”Voices From The Lake”としての活動も有名ですが、漆黒のダブ音響派テクノの最先端にいるプロデューサー、Donato Dozzyによるアルバム。Lorenzo Senni主宰のイタリア現行エクスペリメンタル界の台風の目〈Presto!?〉から発表されていたもので、イタリア・ミラノの現代美術センターである〈Pirelli Hangar Bicocca〉とクラブ〈Ex Cinema Aramis / Strip Tease〉で開催された、Lorenzo Senniがキュレーションを、〈Presto!?〉と〈Warp Records〉がサポートする2部構成イベント『Positive Feedback』に関連したもの。イタリア国立21世紀美術館(=MAXXI)のディレクターを務めているBartolomeo Pietromarchiがキュレーションし、ローマのテヴェレ川にまたがる橋「Pont de la Musique-Armando Trovajoli」にて発表された、Donato Dozzyのサウンド・インスタレーション音源を約2時間にも渡って収録したアルバム。冒頭から既に天上突破を果たしますが、アップデートされたニューエイジ観を示したアンビエント・サウンドスケープとアクアティックなディープ・テクノの狭間で揺らぐ長尺の好トラック群を12曲収録。Giuseppe Ielasiによるマスタリング。全音楽好きにレコメンドの一枚です!