9月下旬入荷予定。セネガルとスウェーデンの音楽家が、距離を越えて作り上げてきたプロジェクトWau Wau Collectifの三部作の最終作『Teranga』。2018年にToubab Dialawの村で始まった録音は、WhatsAppを介した音源交換を経て、2021年『Yaral Sa Doom』、2022年『Mariage』へと発展し、今回の最終作は初のヨーロッパ・ツアー中にメンバーが実際に集まりながら仕上げられた。本作には 26名の音楽家が参加し、バラフォン、ンゴニ、カラバス、ヴァイオリン、チェロ、サックス、オムニコードなど、多彩な楽器が柔らかく重なり合う。アフリカの伝統的な響きと、室内楽的な質感、そして控えめな電子処理が自然に混ざり、素朴なメロディと有機的なリズムがゆっくりと広がる音像をつくり出している。古いアフリカン・ギターを思わせる瞬間や、2000年代初期のアフリカン・ポップの軽やかさが顔を覗かせつつ、録音の配置や編集の手つきは現代的で、過去と未来が同じ地平で響くような独自の感触。実際の旅と共同作業を経て、文化の違いを越えて響き合う、〈Sahel Sounds〉らしいクロスカルチュラルな魅力が詰まった一枚。