9月上旬入荷予定。〈Gern Blandsten Records〉のカタログの中でも特に入手困難だったGarden Varietyの1993年リリースのセルフタイトル作が、ついに〈Numero Group〉より再発。オクターブ・リフを軸にしたギターは荒々しくも知的で、ストロークは常に前へ突き進む。リズム隊はタイトで、Anthony Romanのボーカルは怒りよりも壊れそうな感情を前面に出し、叫びと歌の境界を揺れながら、曲の切なさを鋭く浮かび上がらせる。パンクの勢いとポストハードコアの構造的なセンスが交差し、JawboxやFugazi、Superchunkに通じるインディ・ロック的なメロディ感も自然に混ざる。録音は粗削りで、スタジオの空気や演奏の勢いがそのまま残り、90年代USアンダーグラウンドの湿度と熱量がダイレクトに伝わる。90年代初期エモの原型を示す重要作。