古くは1903年にも遡る、20世紀初頭、1912年まで、日本の最初期のSP盤音源9年間分を収めた歴史的アーカイブが登場です。伝説的なプロデューサーであり、録音技師であるフレッド・ゲイスバーグがグラモフォン社のために世界中を飛び回ってレコーディングしていた幻の音源たちを集めた画期的な編集盤が〈Sublime Frequencies〉より奇跡の出版。大変シンプルで複雑、異質なものと身近なもの。雅楽、尺八、三味線、語り部、民謡に至るまで、19世紀日本の影さえも覗く、日本の古典文化を大いに垣間見ることのできるユニークな商業録音であり、日本の国産レコード産業の始まりを示す歴史的な資料となる一作!アジアの初期録音を紹介する同レーベルのシリーズの第3弾として、これまでの2作もプロデュースしてきたサウンド・アーティストのRobert Millis (Climax Golden Twins)によってコンパイル/ライナーノーツが執筆。