トルコの民謡であると共に、モダンで先鋭的なアナトリアン・シンセ・ミュージックの傑作!トルコ語を学び、サズを弾くことができるデンマーク系レバノン人のアフロ・アメリカンであり、1970年代初頭の全盛期にイスタンブールのアナトリアン・ポップ・シーンに登場したジャズ・ベーシスト、Nyofu Tyson。トルコ音楽とジャズ、ラテン、フラメンコなどを溶け合わせた独自のサウンドで知られ、 Zülfü LivaneliやOkay Temizとも仕事を共にしたこの人物が 1991年に〈Yankı〉レーベルに残した激レアなカセット作品『TURKISH DELITE TÜRK LOKUMU』が待望のアナログ・リイシュー。シンセ・ポップ、ニューウェーブ、レゲエ、ヒップホップ/ブレイク、ラテン、ディスコ・ブギーまで飲み込んだハイブリッドかつアップデートされたアナトリア民謡にして、1980年代後半のポップ・ミュージックの音楽的冒険の全てを兼ね備えたクレイジーなアルバム。