大友良英やジム・オルークにも影響を及ぼしたのみならず、1970年にはコンサート「解体的交感」にて阿部薫と共演。自身のギター・レッスンの私塾では、渡辺香津美や山本恭司、今井和雄といった数々の名演奏家を輩出し、日本の前衛音楽ムーブメントをリードした即興演奏家/フリージャズ・ギタリストの巨匠として決して忘れてはならない存在、高柳昌行。1975年に限定100部でリリースされた、今や20万円越えの高値で取引されている鬼レア盤であり、日本のサイケ/フリー・ミュージックの聖地〈P.S.F.〉から2006年にCD復刻がなされたその代表作『Eclipse』を〈Black Editions〉がアナログ復刻。〈P.S.F.〉からの再発にも実に31年の歳月を要した幻の作品でありながら、リリースから50年近く経った今も輝きを増し続けています。〈Elysian Masters〉によってオリジナル・テープからリマスタリングされたデラックス・ヴァイナル・エディション。高柳の未公開スタジオ写真やインサート・ノートが付属。ヘヴィ・チップオン・ゲートフォールドLP仕様。