実験パフォーマンスのプレゼンと保存に力を注ぐキュレーション・プラットフォーム/非営利団体であり、Catherine Christer Hennixや高柳昌行の再発作業でも厚い支持を誇る名門〈Blank Forms〉の最新作品群が一挙入荷。オーネット・コールマンの右腕としてフリー・ジャズの先駆者となり、コルトレーンとのコラボレーションでも注目を集めていたドン・チェリーがパートナーのモキと娘のネネとともにスウェーデンに移住した際に現地のミュージシャンを集め、〈ABF〉(Workers' Educational Association)にて毎週行っていたワークショップでの幻のセッション音源が50年の時を超えて遂に入手可能に!1968年2月から4月にかけて、呼吸法、ドローン、トルコ音楽のリズム、倍音、静寂、自然な声、インドの音階といった要素を伴った即興演奏の延長線上のレッスンをこのワークショップで行っていたチェリー。後に『Organic Music Society』と『Eternal Now』を録音したサックス奏者でレコーディング・エンジニアのGöran Freeseが自身のサマー・ハウスにチェリーやトルコ人ドラマーを招き、前述のワークショップを実践するために一連のリハーサルとジャム・セッションを敢行。しかし、長い間、ドン・チェリーという人物のセッション記録の中でも謎の脚注として扱われてきたこの失われたテープが〈Swedish Jazz Archive〉の保管庫で発見され、めでたくこの度出版されることに。同じ日に録音された他のレコードからのボーナス音源を追加収録したファン必携の一枚です!