ロックやソウル、ファンク、アンビエント、ジャズの基本をミックスしたこの上なくモダンな融合にして、トンネルの先を見据えた暗黒のメロディ。ヒップホップの陽気なサウンドへと新たな内省を齎した革命的存在、DJ ShadowことJosh Davisが1996年に残したトリップホップ/ヒップホップ史上に残る金字塔的デビュー・アルバム『Entroducing......』がアナログ・リイシュー。都会的な振動とスカトロジカルなビートの結晶である本作は、ヒップホップという様式の制約を超えた折衷的なサンプルとオーラル・モンタージュによる史上最高峰のインストゥルメンタル・アルバムに仕上がっています。スリーブデザインは、当時Honest jonsに勤務していたWilliam Bankhead(The Trilogy Tapes)によるもの。