1940年代半ばにBilly Eckstineのバンドが解散すると、冒険心旺盛なドラマー、Art Blakeyは2年間をアフリカで過ごし、そこで一時イスラム教に改宗、1957年に発表したトライバル・ミニマル/空想民俗音楽傑作『Orgy In Rhythm』がアナログ・リイシュー!北アフリカと中東のサウンドからのインスピレーションを大いに取り入れた作品。ブレイキーの自由奔放なドラミングにPotato ValdezやEvilio Quinteroといったラテン・パーカッショニストやフルート奏者レジェンドのHerbie Mannといった面々が絡み合っていく様子は見事です。時にはメロディックに、時には原始的なリズムで、しかし決して純粋な輝きに欠けることのない音楽的アレンジを披露した、素晴らしく驚異的なリリース!