多くのロック・ミュージシャンも虜にした、伝統のトランス・ミュージック
ゲンブリと呼ばれる革張りのボディに3本弦のベース、カルカバという一種のハンドシンバル、トゥベルという太鼓が繰り返すリズムの上に、呼びかけ合う歌が乗るスタイルのモロッコの民族音楽グナワ。その繰り返しが生む独特の高揚感が、ブライアン・ジョーンズ、レッド・ツェッペリン、ジミ・ヘンドリックスら多くのロック・ミュージシャンを魅了したといわれます。
元々は、人に取り憑いたジンと呼ばれる悪い精霊を追い出すためのリーラという儀式のための音楽で、一晩中歌い踊り、トランス状態を作り出していたもの。毎年行われるグナワのフェスティヴァルを中心とした、現地でのホットな録音です。
Asma Hamzaoui and Bnat Tombouctou
Maâlem Saïd Oughassal and his Kouyous
Maâlem Aziz Baqbou et ses Kouyous
2017年6-7月
エッサウィラ、モロッコ
グナワ・アンド・ワールドミュージック・フェスティヴァル … 1・2・5・6
2014年 … 3・4