Ryu HankilやMichael Pisaroといった前衛的アーティストとのコラボレーションも知られる、哲学者でアーティストのMiguel Pradoのソロ・プロジェクト、Nzʉmbe。2015年のファースト・アルバム『Titubeo』に続き、実に9年ぶりとなった2024年度最新アルバム『Ardor or Entropy』が〈Drowned By Locals〉よりアナログ・リリース。現行ブリストル・レフトフィールド・シーンの聖地〈Avon Terror Corps〉の一員で実験的ボーカリストのDali de Saint Paulとの名ユニットHarrgaでの音のゲルニカ的な展開も知られる人物。電子工学とポストモダンのコンポジションの慣習の再構築を試みた、漆黒にしてシュルレアリスティックな尖鋭的ポスト・インダストリアル/エレクトロアコースティックの傑作盤。大変美しく優れた内容で、尖端好きならまず必聴ですね!Rashad Beckerによるマスタリング仕様。