戦前のブルースから移民の音楽、南米のフォルクローレを始め、各地の骨董音楽を掘り起こす一大名所〈Death Is Not The End〉から最新物件!ブラジルのカントリー・ミュージック「ムジカ・カイピラ」にフォーカスしたコンピレーション・アルバム『River of Revenge: Brazilian Country Music 1929-1961, Vol. 1』がCDリリース。「ムジカ・セルタネージャ」(アメリカのカントリー&ウエスタンに相当)の前身で、ここ数十年で国内の音楽業界を支配するようになった現代のブラジル音楽の形態とされる「ムジカ・カイピラ」。セルタネージャの洗練されたポップ・カントリーやウェスタン・スタイルから離れたこれらのレコーディングは、アメリカのダストボールやアパラチアのルーツ・ミュージックに相当するブラジルの音楽と見なすことができるとのこと。1920年代末に先駆的な民俗学者、Cornélio Piresによって録音された初期のものから、30年代、40年代、50年代、60年代初頭のレコードまでをカバーしたコレクション。