エレクトーン音楽の第一人者、関戸茂雄(Shigeo Sekito)による1985年作品『1985』が、〈Holy Basil Records〉より待望のヴァイナル再発!!8曲からなる本作は、オリジナル曲とカバー曲がバランスよく配置されており、彼ならではの豊かな音色と、緻密に構築されたアレンジが全編を貫いている。中でも、自作曲「Amish At Dusk」は、コズミックで空間的なエレクトーンサウンドが印象的。全体を通して、チルアウト〜アンビエント的な心地よさの中に、どこかノスタルジックでメランコリックな響きが潜んでおり、Sekitoが描くエレクトーン音楽の奥深さを存分に味わうことができる。1970年代にリリースされた代表作『華麗なるエレクトーン・スペシャル・サウンド・シリーズ』から約10年ぶりに発表されたアルバムであり、音楽性の成熟を感じさせる意欲作!!