2021年7月22日、昨年のその早すぎた死から早一年。電子音響/エクスペリメンタルの一大聖地〈Editions Mego〉と〈GRM〉が始動させた名シリーズ〈Portraits GRM〉からは、その発起人であった故・PitaことPeter Rehbergが〈GRM〉との交流の中で作り上げていた二つの未発表ライブ作品を収録した記念碑的最新アルバムがアナログ・リリース。〈Présences électronique〉フェスティバルの一環として、〈GRM〉のために〈le Centquatre-Paris〉で行われた2つのコンサート音源を収録した3年ぶりの最新アルバムとなっています。Giuseppe Ielasiの手によるマスタリング、〈Schnittstelle〉にてAndreas Kauffeltがアナログ・カット、Stephen O’Malleyによるスリーヴ・デザインと、彼の盟友達による布陣で〈Portraits GRM〉が送り出す渾身の遺作。