日本の現代音楽史に名を残す名匠こと佐藤聰明がNHK電子音楽スタジオで78年に録音、コジマ録音の〈ALM Records〉からリリースしていた「EMERALD TABLET」と「Echoes」が、高田みどりや芦川聡などの再発でも大注目を浴びたスイスの名門発掘レーベル〈WRWTFWW Records〉から1枚のLPとしてアナログ・リイシュー!「EMERALD TABLET」は、チューブラー・ベル、シンバル、梵鐘で構成された音のハーモニクスをオーバーダビングして制作。テープ・ミュージックとミュージック・コンクレートを融合させた佐藤ならではの一作。「Echoes」は、 81年5月20日~29日に開催された栃木県川治温泉観光協会主催のイベントのために作曲。小川を囲む丘の上に8台の巨大スピーカーを設置し、八重のチャンネルテープシステムで音楽を流したそうで、拡声器に接続されたケーブルの長さは1kmを超えるとのこと!限定600部