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Folk / Roots

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Agincourt - Fly Away (LP)
Agincourt - Fly Away (LP)Trading Places
¥2,695
オリジナルは£1500以上の値を付ける、1969年にプライベートプレスで限定50部のみリリースされていた、Ithacaの前身に当たるUKフォークロック傑作アルバム。
Grouper - Grid Of Points (LP)
Grouper - Grid Of Points (LP)Kranky
¥2,897

ほの暗く甘い幻想の中で新たなる境地へと至った2018年の名作。「Paradise Valley」(2016)や「Children」(2017)といったシングルの発表、2015年にはEternal TapestryのJed Bindemanらとドリーム・ポップ・バンド、Helenでもアルバムを出していましたが、Grouper名義でのニューアルバムは実に四年ぶり。前作の「Ruins」の色調にかなり近い作品ではないでしょうか。高熱に阻まれたりと苦労しながら、これを一週間ちょっとで仕上げたというのだからとんでもない・・・しかし、どこか解放感と虚無が混在するような不思議な音世界に私たちは迷い込むこととなります。前作と同じく、ピアノと歌によるミニマムな構成ながら、無限の広がりの中で温かな歌声が響き渡り、精神世界の深いところへと沈んでいく、ドローン・フォーク屈指の名作。彼女の「最高傑作」と感じる人も多いのではないでしょうか。もはや、音楽という枠からさえも逸脱した、あまりにも孤高な場所から届けられているように思います。音楽を愛する全ての人のための一枚。

Abner Jay - I Don't Have Time To Lie To You (LP)
Abner Jay - I Don't Have Time To Lie To You (LP)Mississippi Records
¥2,673
アメリカの器量と言っても過言ではない現代の音楽のマジックにして、ジョージア出身のアメリカのマルチ奏者、孤高のワンマン・バンド、アウトサイダー・ブルーズマンであるAbner Jay (1921 - 1993)。若干9歳の頃の1930年から1993年のその死まで長きに渡る音楽のキャリアを育んできた彼の極上な宅録音源の数々をコンパイルした〈Mississippi〉からの編集盤。その膨大なホーム・レコーディング・カタログから選りすぐった未発表楽曲を収録。1950年代後半にR&Bバンドと録音したもの、1960年代前半にフォーク・バラードとして録音したもの、1970年代にエレクトリック・バンジョー、ドラム、ハーモニカを使ってワンマンバンドで録音したものなど、このLPに収録されている曲の大半は何度も繰り返し録音されてきたものですが、"I'm So Depressed"や "Ol Man River"といった名曲の新録版などを始めとして、彼の数々の傑作の中でも最も心に残るパワフルなヴォーカル・パフォーマンスを楽しめる一枚。オールド・スタイルなチップオン・ジャケット仕様でのリリース。〈Brandie Records〉とAbnerの遺族から公式ライセンス。時代性を超越した魅力がここに。
V.A. - Alan Lomax's American Patchwork (2LP)
V.A. - Alan Lomax's American Patchwork (2LP)Mississippi Records
¥3,597
まさに一生物な音楽の源泉。極めて早い時期からアメリカの各地のフォークやブルースはじめ、民俗音楽の収集や記録をおこなったレジェンドといえばAlan Lomax (1915-2002)。1978年から1983年にかけて行われた最後のフィルレコ・セッションで記録された音源の数々をコンパイルした2LPが〈Mississippi Records〉から登場!RL BurnsideやNapoleon Strickland、Boyd Rivers、Tommy Jarrellなどを始め、アメリカのフォーク/ブルース史に置いて見過ごされてきた伝説的な演奏が新規リマスタリングを経て初レコード化。ビデオ・クルーらと共にアメリカ南部と南西部を旅し、ケンタッキー州の炭鉱夫からバイオリン弾き、ストリングス・バンド、ゴスペル・カルテット、戦前のブルース・サーキットの演奏者たちまで、各地に息づくフォークロアを実に約350時間ものボリュームで捉え、それらは、91年に「American Patchwork」シリーズとして編集されアメリカの公共テレビにて放送。しかしながらそのような形式のために何百もの個別の演奏や魅力的なシーンは聴かれず終いに。今作のセットでは、ミシシッピ、アパラチア、ルイジアナの”ローカル・サラウンド”の最後の記録を記録するために行った録音の中から特筆すべきレコーディングたちをピックアップしたもの。〈Alan Lomax Archive〉のNathan Salsburgによる豪華ライナーノーツが付属。フォーク・ミュージック好きならばこれを浴びないでは終われないでしょう。
Vashti Bunyan - Heartleap (LP)
Vashti Bunyan - Heartleap (LP)Dicristina Stair Builders
¥2,385
ブリティッシュ・フォーク神話の女神、Vashti Bunyanが初のセルフ・プロデュースにして最終アルバム。
前作Lookafteringからは9年ぶり。自身が好む1人で録音していた時期、マスターピースの"Just Another Diamond Day"発表以前の状態に立ち返ろうと、ほとんどの作業を彼女自身で担当して制作。そのためこれだけの制作年月が必要だったようですが、やはりVashti Bunyan。出てくる音全てがVashti Bunyan。暖かい歌声と詩の世界、それを詰め込んだ演奏の素朴さはこの人の他誰も生み出せない結晶です...アートワークはその前作Lookafteringに続いて娘のWhyn Lewisが制作。Lookafteringとは対になっているとの事です。
金延幸子 - み空 (LP)
金延幸子 - み空 (LP)LIGHT IN THE ATTIC
¥2,974

日本の音楽史に刻む歴史的金字塔!細野晴臣プロデュース!古きに思いを寄せるシアトルの名レーベル、Light In The Atticからは、日本のシンガーソングライターの草分け的存在/日本産アシッド・フォークの開祖の1人としても知られる金延幸子の72年伝説の大名作「み空」が公式再発!

日本の音楽の頂点の1つと言っても過言ではない至高の一枚!昨年には「45年目のみ空」と題した公演も行われたばかり、90年代にCDリイシューされ、小沢健二などを中心に渋谷系シーンからも再評価を浴び、00年代にはスペインのGuerssenやオーストラリアのChapter Musicもいった海外レーベルからも再発、今や音楽好きが避けては通れない作品となりました。深く心へと刻まれるその音楽はとても繊細なようでありながら、限りなく力強い輝きへと満ち、今も愛される本当の名盤で在り続けます。日本の風土へとブリティッシュ・フォークの幻想が舞い降りたのかの如し表題曲「み空」(A1)の煌めきに始まり、何となく肩の荷が降りるような「時にまかせて」(A4)が爽やかに通り過ぎ、シングル・ヴァージョンでは大瀧詠一の初プロデュースとなった「空はふきげん」(A5)の言葉にならない美しさへとただ涙。掛け値無しにアコースティックな躍動感へと満ち溢れた珠玉の名曲のオンパレード。細野晴臣、鈴木茂、林立夫がサポートと恐ろしい布陣であり、さらに金延幸子は制作当時24歳というのもトンデモない事実です。オリジナル・アナログ・マスター・テープからのリマスタリング仕様。貴重写真の数々や英訳歌詞、新規インタビューが掲載されたブックレット(12ページ)と帯が付属。RTIでの高品質ヴァイナル・プレス。日本に生まれた音楽好きなら1度は聴いておきたい1枚です。未体験の方は絶対にお見逃し無く!

John Fahey - Blind Joe Death (LP)
John Fahey - Blind Joe Death (LP)Takoma
¥1,978
Jim O'RourkeやJack Rose等にも多大な影響を与えた偉大なギタリストJohn Faheyが、ガソリン・スタンドでコツコツ働いて貯めた資金で制作された幻の1959年傑作1stアルバム。脈々と続くアメリカのルーツ・ミュージックを継承・体現したプリミティブな演奏と独特の時間間隔を持った演奏が数多の音楽ジャンキーを虜にしてきた大名盤!John Faheyのスピリットの中枢がココにあると言っても過言ではありません。180g重量盤
Russell Potter - Volume II: Neither Here Nor There (LP)
Russell Potter - Volume II: Neither Here Nor There (LP)Tompkins Square
¥2,725
パンクやニューウェイヴの興隆を横目に、John FaheyやRobbie Basho、Leo Kottkeといったフォーク・ミュージシャンに魅了されて10代を過ごし、79年にバーモント州のゴダード大学に入学して直ぐに自主レーベル〈Fonotone〉を立ち上げ、最初のレコードを自費出版するなど、DIY精神溢れる若きギタリストであったRussell Potterが81年作『Neither Here Nor There』が史上初のアナログ・リイシュー!ゴダード大学の民族音楽学者との独自研究を経て作曲と演奏はさらに深化。アイルランドの伝統的なスローエアに影響を受けた内省的な楽曲も収めています。この若さにして既にフォーク・ミュージックを完全に極めたといっても過言ではない、タイムレスな魅力を放つ知られざる名盤。限定500部。
Piry Reis (2x7")
Piry Reis (2x7")New Dawn
¥2,729
Egberto Gismonti主宰の名門〈Carmo〉(André Geraissati, Fernando Falcão, Carioca)にも在籍、ジスモンチとの作品(こちらも大変入手困難)で知られるブラジリアン・サイケ・フォークの至宝にしてリオデジャネイロ出身のギタリスト、Piry Reis。10年代以降の再発ムーブメントを加速させた名門〈Music From Memory〉が組んだブラジル産ニューエイジ~電子音楽コンピの『Outro Tempo』にもコンパイルされたこの人が残した極上激レア音源4曲を収めた7インチ2枚組!ディスク1は1975年の『Heroi Moderno』の復刻版で、”Cisplatina”の7インチ・ヴァージョンを、ディスク2には、レア・カット版の”Reza Brava”と”Céu De Manágua”を収めた作品。Piry Reisのお墨付きで〈Rush Hour〉傘下の〈New Dawn〉から公式リリース。まさにブラジリアン・オブスキュア・ミュージックのひとつの頂点!
Tidiane Thiam - Siftorde (LP)
Tidiane Thiam - Siftorde (LP)Sahel Sounds
¥2,196
「トゥアレグ・ギター」や「テンデ」など、サハラ砂漠以南の知られざる音楽を掘り起こしてきた名所、〈Sahel Sounds〉からは、セネガルの最北端の町ポドルで活動するギタリスト、写真家、ヴィジュアル・アーティスト、民俗学者のTidiane Thiamによるインストゥルメンタルなアコースティック・フォーク・ギター作が登場!深夜のラジオ放送から独学でギターを学んだという同氏がポドルの自宅にて一本のマイクで夜長に録音した一作。複雑なシンコペーション、フィンガーピッキング・スタイルのギター、ムラービト朝からマリ帝国と何世紀にも及ぶ悠久のメロディーを備えた4弦楽器”hoddu”(ホドゥ)からインスピレーションを得たという独自の演奏を披露。4つの翻訳言語で「記憶」を意味する表題通り、どこまでも親密で永続的なアコースティック・ギター・サウンドが響き渡ります…!!
Vashti Bunyan - Lookaftering (LP)
Vashti Bunyan - Lookaftering (LP)Dicristina Stair Builders
¥2,385
70年のフリーク・フォーク大大名盤Just Another Diamond Dayで知られるイギリスのVashti Bunyan。その1st作から長い沈黙期間を経て05年に発表された2nd作がこのLookaftering。
1970年から何1つ変わらない素朴な美しさ、音使い、尊い結晶のような歌声に田園を思わせるメロディの数々、再生した1音からすぐにメルヘン世界へと変わる空気… 前作以上に楽器のアレンジは凝られた印象で、ただの復活作にはならない、もう1つの名盤へと舞い上がる魅力に溢れています。
V.A. -  Ghost Memories (LP)
V.A. - Ghost Memories (LP)Mississippi Records
¥1,987
世界中のオブスキュアグルーヴを掘り起こしてきた名門レーベル、Mississippi Recordsからは、50年代終盤にアメリカのヒルビリーたちが残したワイアードでオブスキュアな楽曲たちがコンピレーション化!ロックンロールからカントリー、騒々しいインストゥルメンタル・ナンバーまでヒルビリー・アンダーグラウンドへと刻まれたレア楽曲の数々をレアな45回転レコードからコンパイル。”Walking The Streets After Dark" by Willie Hays、”Ghost Memories" by Gene McKown、”Fool Fool Fool" by Bill Whitley、”Cravin" by Bobby Roberts、”Sunset Blues" by Tony & Jackie Lamie、”Waiting For A Train" by Blankenship Brothers、”Three Years" by Harold L & The Offbeats等の曲目を収録。ライナーノーツ付属。
Piry Reis – Piry Reis (Deluxe Edition) (LP)
Piry Reis – Piry Reis (Deluxe Edition) (LP)Records We Release Records
¥2,687
180G重量盤仕様。オリジナルは5万越えの高値でも取引される鬼レア盤!絶対にお見逃しなく・・・!!Egberto Gismonti主宰の名門〈Carmo〉(André Geraissati, Fernando Falcão, Carioca)にも在籍、ジスモンチとの作品(こちらも大変入手困難)で知られるブラジリアン・サイケ・フォークの至宝にしてリオデジャネイロ出身のギタリスト、Piry Reisの80年作がデラックス・エディション仕様で待望のアナログ・リイシュー!ジスモンチもゲスト参加。10年代以降の再発ムーブメントを加速させた名門〈Music From Memory〉が組んだブラジル産ニューエイジ~電子音楽コンピの『Outro Tempo』にもコンパイルされた名アクトが、昨今のブラジルのオブスキュア・ミュージック再評価の流れの中でまたしても復刻!まさに霊性+フォークロアの神域。ジャズからボサノヴァ、古典音楽までも煮込み、音響的滋養満点な神憑り的アシッド・フォーク・サウンドへと昇華した、正真正銘、奇跡の一枚!未発表ボーナス・トラックを追加収録。〈Carmo〉ファンは絶対に必携。
V.A. - Six Feet Under (LP)
V.A. - Six Feet Under (LP)Mississippi Records
¥1,987
50年代後半から60年代初期のオブスキュアなアメリカのカントリーやヒルビリー音楽、ロックンロールの数々を収録した秘蔵音源集が、古き良きニッチなグッド・ヴァイブスの数々を現代へと呼び起こす大名門レーベル、Mississippi Recordsから登場です!Lost Train Recordsとの共同リリース作品とのことです。深い夜の魂や精神の探求に、酒のおつまみに、一人涙に暮れる時に、そぞろ歩きのお供に温かく寄り添う知られざるナンバーの数々にうっとりです。”Willie Joe" by Mystery Trio、”Dark Mood" by Bartlett Brothers & The Country Paupers、”Kentucky Fandango" by JP Dunn、”Misery" by Jacky Lee、”A Woman's Mind" by Jimmy Merrill、”Ghost Train" by Electro Tones、”If You Love Me" by Johnny Fortune等の曲目を収録。Lee HazlewoodやLink Wray、Wanda Jackson、The Crampsなどのファンの方にもお薦め!
Noahlewis' Mahlon Taits - Gift From Noahlewis' Mahlon Taits (LP)
Noahlewis' Mahlon Taits - Gift From Noahlewis' Mahlon Taits (LP)Em Records
¥2,750
2000年代の激震の10年を過ごした生え抜きメンバー達、6人になった新編成でこれまでと全く違うヘヴィーな音を聞かせる意欲作。これはもう「あの」ノアルイズぢゃない!一切の飾りなし、全てざっくりアナログ一発録音による、ラリッたガレージ・ブルース、アコーディオン/ミュージカル・ソウ・ファンク、ジョー・ミークのカヴァーから、果てはサッチモ、シナトラも取り上げたスタンダードの妙なる歌唱ヴァージョンまで!!3曲のオリジナル・ソングを含む全8 曲の貴方への特別な贈り物。スタジオにいるかのような生々しい音でご堪能あれ。
Pip Proud - A Fraying Space (LP)
Pip Proud - A Fraying Space (LP)Em Records
¥2,750
パンク・ロッカー出現以前にパンク・ロッカーでいること、あるいは、平和というメッセージに冷笑的な意味を含ませるヒッピーを想像してみよ。それは1960年代のシドニーで、メディアとその偽善性をののしり、全ての偽りを切り崩す音楽を作ったピップ・プラウドのようになることに他ならない。(デヴィッド・ニコルズ、解説文より抜粋)

「地球の反対側のシド・バレット」ともいわれた豪のアウトサイダー・ポエット、ピップ・プラウドの音楽作品を、彼のバイオグラファーであるデヴィッド・ニコルズ教授の監修で編纂したアンソロジー。全曲本邦初登場!

彼は舌がもつれ気味の静かな声をもち、声域はオクターヴの半分にも満たない。(中略)これらの曲で示される幼年期の感性の完全な理解こそ、彼の作品の最も非凡な特徴である」(解説より)……と記述されるプラウドは、豪において誰の前例もなく、当時の業界は扱いあぐね、フォロワーすら成立しなかった点で「先駆者」とも評せられず、前後に隔絶した存在のまさしく「アウトサイダー」。一度耳にすれば脳裏を離れなくなる強烈な個性は、シド・バレットやダニエル・ジョンストンに並ぶものだ。

本作は、60年代に制作された幻の私家版1stアルバム、メジャーで発表したアルバム2作、そして70年代初頭の秘蔵録音から選んだアンソロジーで、マスターテープから起こした音源ソースを元に最新リマスターを施した。また、ニコルズ教授の協力で、作家手書きの草稿をもとに「ピップ語」というべき英詩を世界で初めてテキスト化し掲載(→この英詩だけでも価値大!)。CD版はボーナス3曲追加。
No Right Turn (LP)
No Right Turn (LP)Em Records
¥2,530
イングランド中部ダービーシャーで活動していたフォーク・トリオが、華麗な美声を備えたヴォーカリスト、ジェイン・マースデンと出逢い、これを機に6人組のエレクトリック・フォークロック・バンド、ノー・ライト・ターンが誕生。彼らは英中部で人気を博し、1983年、フェアポート・コンヴェンションの核であったウッドウォーム・スタジオで、1stアルバムである本作『ノー・ライト・ターン』を自主制作。(フェアポートをリスペクトしたカヴァー曲「Lady of Pleasure」をアルバムに加えている)NRTのユニークな点は、ライブ演奏にはあまり関わらないものの、フィル・ハリソンとティム・ドーソンという二人のソングライターがメンバーとしてバックについていたことで、主なボーカル曲のレパートリーは彼らのペンになるオリジナルだった。リンダ・パーハクスを彷彿とさせるジェインの多重録音/ダブルトラック・ヴォーカルはバンドの華であり、英国の風ごとき爽やかさと憂いを帯びた声はハリソン/ドーソンのオリジナル曲に最高にマッチした。ネオアコ風アコースティックギターが疾走する「Roller Coaster」、郷愁を誘う名唱「Lawlands Away」、心地よいハーモニーの「What Do You Do?」など、時代を超えてアピールする歌曲が揃う一方で、「Drowsy Maggie/Ash Plant」や「Waves」といったトラッド曲を、ピンクフロイドのようにヘヴィーなプログレッシヴ・インストにリアレンジしてみせる。この絶妙なバランス感覚もバンドの魅力だ。一介のローカル・インディーの自主盤だが、これぞまさしく名盤というにふさわしい、愛すべき奇跡の作品!
武末亮 - Six-O-Seven Blues (CD)
武末亮 - Six-O-Seven Blues (CD)Em Records
¥1,980
ジョン・フェイとバックワーズ・サム・ファークが憑依したかのような演奏、デジタル・ジャングルを徘徊するサイバーカウボーイによる全6曲 + 神田朋樹氏(CRUE-L Records)の最高リミックス収録! 100年前の戦前カントリーブルースの体裁をした2010s現在形TOKYO音楽最先端。長年自分を見失わなかった素晴らしさ。
Tully - Sea of Joy (The music from the film by Paul Witzig) (CD)
Tully - Sea of Joy (The music from the film by Paul Witzig) (CD)Em Records
¥2,640
オージー・スピリチュアル・アシッドフォーク最高峰としてお馴染みのExtraditionの親バンドTully!!!!Paul Witzig監督のサーフ映画「Sea Of Joy」のサウンドトラックとして録音された1972年の作品ですが、サウンドトラックというよりほとんどExtraditionそのもの!エレクトロ/アコースティックサウンドが入り交じったサイケデリックで瞑想的なサウンドと実験的手法を使用した、Extraditionの変名バンドというのも頷ける大傑作。サーフィンとスピリチュアリティの繋がりを認識させられる、雄大な海と共に存在する極上のサーフサウンドです。特に夕暮れ時の海のような、暖かくて少しノスタルジーなサウンドはジワジワと感動がこみ上げる傑作。Extraditionを決定付けた女性ボーカリストShayna Karlin(現Stewart)も参加。今夏是非聴いていただきたい極上のアシッド・フォーク。バンドメンバーや監督によるライナーも非常に丁寧な仕上がりで素晴らしいです。
No Right Turn (CD)
No Right Turn (CD)Em Records
¥2,530
イングランド中部ダービーシャーで活動していたフォーク・トリオが、華麗な美声を備えたヴォーカリスト、ジェイン・マースデンと出逢い、これを機に6人組のエレクトリック・フォークロック・バンド、ノー・ライト・ターンが誕生。彼らは英中部で人気を博し、1983年、フェアポート・コンヴェンションの核であったウッドウォーム・スタジオで、1stアルバムである本作『ノー・ライト・ターン』を自主制作。(フェアポートをリスペクトしたカヴァー曲「Lady of Pleasure」をアルバムに加えている)NRTのユニークな点は、ライブ演奏にはあまり関わらないものの、フィル・ハリソンとティム・ドーソンという二人のソングライターがメンバーとしてバックについていたことで、主なボーカル曲のレパートリーは彼らのペンになるオリジナルだった。リンダ・パーハクスを彷彿とさせるジェインの多重録音/ダブルトラック・ヴォーカルはバンドの華であり、英国の風ごとき爽やかさと憂いを帯びた声はハリソン/ドーソンのオリジナル曲に最高にマッチした。ネオアコ風アコースティックギターが疾走する「Roller Coaster」、郷愁を誘う名唱「Lawlands Away」、心地よいハーモニーの「What Do You Do?」など、時代を超えてアピールする歌曲が揃う一方で、「Drowsy Maggie/Ash Plant」や「Waves」といったトラッド曲を、ピンクフロイドのようにヘヴィーなプログレッシヴ・インストにリアレンジしてみせる。この絶妙なバランス感覚もバンドの魅力だ。一介のローカル・インディーの自主盤だが、これぞまさしく名盤というにふさわしい、愛すべき奇跡の作品!

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