ここにきて作風が遂に大きく変化!バレアリック/ニューエイジ再興期に一世を風靡。極めて良好な空気を大いに放出し、10年代を駆け抜けてきたオーストラリアの鬼才ことAndras Fox。先日は、Eleventeen EstonとのWilson Tannerでのニューエイジ/アンビエント傑作が遂に再発されたばかりでしたが、A.R. Wilson名義での最新リリースがニューヨークのレーベル〈Patience〉のサブレーベル〈Inpatience〉の第一弾として登場。久々のリバイバル・ニューエイジ路線での新作かなと思いきや、19世紀のゴールドラッシュという政治的な題材を扱ったまさかの空想民俗ニューエイジ/ドローン・フォークな作風へと深化、この人もまた此処ではないどこかへと向かうようです。RimarinbaやWooが好きな方にも勿論刺さることでしょう!