Psychedelic / Progressive
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60年代のサイケ〜ガレージ・ロック・パンテオンの中で長い間崇拝されてきたThe Mystic Tideが残した鬼レアなな主要シングルを網羅した決定版エディション『Frustration』が〈Numero Group〉より登場。1966年のデビュー・シングル"Stay Away"や"Mystic Eyes"、"Mystery Ship"といった「超」が付くほどにレアな楽曲を満載したコンピレーション・アルバム!エレメンタルなマージービート、生々しいサーフノワール、純粋な音響放射の生々しく神経質なハイブリッドを堪能できる素晴らしい一枚です。
まさにマスターピース!クラウトロックを代表する、言わずと知れたデュッセルドルフの伝説的グループ、Kraftwerkが残したセルフタイトルの大名作デビュー・アルバムがアナログ・リイシュー。Conny Plankプロデュースの1970年リリース作品。ポップ・アートをジャケットを起用しつつも、その中身は極めてアヴァンギャルドで音楽的なエッジを余す所なく詰め込んだエクスペリメンタル〜ミニマル・ロックの金字塔的名盤。ゲイトフォールド仕様。
Milton Nascimentoの録音やツアーをサポートされるために結成された伝説的バンドであり、〈Odeon〉や〈EMI〉に傑出したサイケデリック・アルバムを残すSom Imaginarioによるセルフタイトル・デビュー・アルバムが〈Life Goes On Records〉よりアナログ・リイシュー。1970年代初頭のブラジルのクルーベ・ダ・エスキーナ運動に不可欠な、プログレッシブ・ロック、フォーク、サイケデリア、ジャズ、伝統的なブラジルのリズムが融合した熱狂的なブレンドが収められた南米サイケデリックのカルト盤!
銀ジャケ仕様で正規再発。1978年NYで録音された非常にスペイシーな作品。スピリチュアルなテナー、ディレイ処理されたコズミックなギター、限り無くスペーシーなムーグ、幽玄なヴォーカルと、ゆらゆらとした虚ろなリズムの最も幻覚度高い内容で、DJにも愛されている名盤です。
絶対にお見逃しなく!世界中のコレクターがウォントに挙げるオリエンタル・サイケデリック・グルーヴの破格の傑作が再発。イランの最高峰のシタール奏者、Abbas Mehrpouyaが1976年に同国のレーベル〈Ahang Rooz〉から発表した『Mehrpouya Sitar』が待望の2024年度アナログ・リイシュー。伝統的な東洋の形式と、より現代的な西洋のスタイルの間を行き来し、その2つの文化と風味の魅力的な融合を達成した珠玉のサイケデリック・レコード!インドのレアグルーヴの巨匠Ananda Shankarの作品と同様に、ファンキーなドラムから豊かなホーン、ワウワウギター、東洋の旋律が神々しく溶け合います。
Steve Reichに通じる繊細な電子ミニマリズムを聴かせてくれます。イタリアの電子音楽家Roberto Cacciapagliaによる1979年作。コーラスやオーケストラ、コンピューターを導入、淡々と現れては消えて行くピアノ、ヴァイオリン他のオーケストラの演奏、有機的で小さな光が舞う電子音の絡まりがとにかく心地良い。児童による演劇を観ているような、危なっかしいハラハラした感覚と素朴な楽しさ、またMoondogにも似た静かな歪さに魅了される素晴らしい逸品です。アコースティック版を収録したCDも付属。
ノイズのパイオニアとして知られる Uwe Nettelbeckによって1971年に結成されたドイツの先駆的ポストロック・バンド、"Faust"。不協和音とディストーションを軸に、音楽のカット・アップやその他のミックス・ソースを用いた芸術的に極端な実験により、たちまち支持を集めた彼らが1971年にリリースしたカルト・クラシックのデビュー作が、オリジナルのクリア・プリント・スリーブ付き180gクリア・ヴァイナル仕様で再発。未体験の方は是非!
日本のカウンターカルチャームーブメントにおける変革の瞬間であり、サイケデリックミュージックの世界的進化への貢献!小坂忠、柳田ヒロ、細野晴臣ら在籍でお馴染み、GSバンド「ザ・フローラル」を前身に持つ、1969年に結成された日本の伝説的サイケデリック/アート・ロック・バンドこと”エイプリル・フール”(Apryl Fool)が残した唯一のスタジオ・アルバムがアナログ・リイシュー!欧米のハード・サイケとブルース/アート・ロックの素晴らしいミクスチャー・アルバムであり、蒸気を逸した異常コズミック・トリップ音源”The Lost Mother Land, Pt.1”も収録した1969年作。今も世界のサイケデリック・ミュージックに不朽の影響を与え続けるジャップ・サイケの真のクラシックです。
言わずと知れた「バナナ」のアートワークと共に歴史に残る伝説的ファースト・アルバム!ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが1967年に発表した大名盤『The Velvet Underground and Nico』をストック。後世に多大な影響を及ぼした伝説的デビュー・アルバムであり、アンディ・ウォーホルのプロデュースでもおなじみです。
Achim Reichelのソロ・プロジェクトとして名高いA.R. & Machinesが1971年にリリースした最も独創的なクラウト・アルバムの一つ『Die Grune Reise』(別名『The Green Journey』)がアナログ・リイシュー。オリジナル・ビート・ムーブメントに背を向け、多層的なサウンドの無限性を受け入れたReichelが作り上げた、プログレッシヴ・ロックの異端にして到達点、そして、リゼルグ・ルネッサンスと呼ぶべきトリップ・レコード盤!
まるで70年代からタイムスリップしてきたような風貌の5人組、幾何学模様。
これまで10年に渡って海外を中心に活動し、クルアンビンやキング・ギザード&ザ・リザード・ウィザードといった現在のインディーシーンの先頭を走るアーティストたちとも親交が深く、世界各国でソールドアウト公演を連発、先日にはフジロック2022への出演も発表され話題となっている。
そんな彼らが前作『Masana Temples』からおよそ4年ぶりの新作『クモヨ島 (Kumoyo Island)』を自身のレーベル〈Guruguru Brain〉からリリース。
レコーディングは、彼らが活動初期に使っていた浅草橋のツバメスタジオにて行こなわれた。ロックダウンやパンデミックによるツアー活動停止の間の拠点としてアムステルダムを選んでいた彼らは、下町もしくは故郷の町の古い繁華街に帰ってきたことで、自由な感覚が再燃したのを感じたという。東京に滞在していたおよそ1ヶ月半の間、これまでストックしていたアイデアの断片を洗い出し、それらをスタジオで構築することにより本作を完成させたのだ。
まるで60年代のプログレッシヴロックのような壮大なオープニングから一転、「モ、ナ~カ、ナカナカノ」と語感の心地よさにフォーカスしたようなユニークな歌詞を耳元でささやく冒頭曲「Monaka」や、クルアンビンを彷彿とさせるワウギターが、コロコロ転がるリズムの上で軽やかに舞う「Dancing Blue」。
ジェットコースターに乗って時空を駆け抜けていくような前半と、ビートルズの「Tomorrow Never Knows」を思わせるサイケデリックな後半、その落差が圧巻の「Cardboard Pile」や、擦り切れたテープを再生しているようなローファイチューン「Gomugomu」、ボーズ・オブ・カナダへ愛が炸裂したかのような「Daydream Soda」、変拍子とギターリフの絡みが麻薬的にループする「Field of Tiger Lilies」など、曲ごとに全く異なるアプローチをしていながらどの曲も幾何学模様としか言いようのない、強烈なオリジナリティを放っている。
美しいアンビエントソング「Maison Silk Road」の余韻とともに、アルバムは幕を閉じる。
『クモヨ島』と名付けられた本作『Kumoyo Island』は、帰国の途に着く彼らが上空から垣間見た、雲越しの島国、日本の姿にインスパイアされて付けたのだろうか。真意のほどは直接本人たちに確かめる他ないが、世界中どこにいても「オルタナティブ」であることを貫いてきた彼らにしか到達し得ない地平が、ここには広がっている。
コネチカットの片田舎で1973年に自主リリースされた唯一作のヴァイナル再発。暖かく優しい歌声とマンドリン、エレキ/アコースティックギター、チェロ、フルート、ピアノなどが奏でる美しくも悲しげな音色な、白昼夢の幻想的フォーク名作。ボーナス7インチ付属。
5月下旬再入荷。〈Pitchfork〉でも「8.6」「Best New Music」と高スコアを記録、世界各所でも大絶賛された代表作!シーンの枠組みを越えて巨大なリスペクトを浴びる我らがジム・オルークがインディ系大名門〈Drag City〉から15年に発表した大人気作『Simple Songs』入ってきましたーーー!石橋英子、波多野敦子、山本達久、高岡大祐、高田漣などを始めとした豪華面々が参加し、自身のスタジオ〈Steamroom〉と〈星と虹〉にてレコーディングされた作品。ポジティヴなエネルギーに満ちたオルーク氏の歌唱とチェンバー風味なバック演奏を軸に、ランディ・ニューマンやヴァン・ダイク・パークスといった先人たちにも通じるアヴァンギャルドでポップな世界観へと仕上げた傑作アルバム!
5月下旬再入荷。自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンド&グルーヴを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero Group〉から新物件!ZombiesやBeatles、Left Bankeによるバロック・ポップ・チャートのトップが飾られたのち、ガレージ・ロックへのダンディーなアプローチが花開いた60年代後半のソフト・サイケデリアの知られざる珠玉の名曲を集めたコンピレーション・アルバム『Soft Summer Breezes』がアナログで登場。荘厳なハープシコードから軽快なギター、メランコリックなオルガン、中学校のオーケストラに彩られた穏やかなソフト・サイケデリアを全16曲収録した一枚!
ニルヴァーナ以降のグランジやローファイなインディロックが花咲く90年代の過渡期にサイケデリックでタイムレスなサザン・カリフォルニアのグルーヴを追求したサーフ・カントリー・バンドの真骨頂。緩やかな時間が流れるスローライフな西海岸の世界を味わい深く表現したソフトロック・イノヴェーションと、炭酸が淡く弾けるような哀愁のサウンド。9曲の未発表曲を収録。オリジナル・テープからのリマスター。ゲートフォールド仕様。Sam Sweetによるライナーノーツ付属。PavementやHomeshakeが好きな方にも是非!
全曲未発表の蔵出し音源!!!「ブルースとフォーク、土臭さと伝統、不確かさとためらい・・・しかし錆びた苛性、Lou Reedの精神に満ちており、それは啓示である。」1965年5月11日に録音され、今まで陽の目を見ることのなかった初期のデモ音源を収めた一枚が、故・Lou Reedの生誕80周年を祝し、〈Light in the Attic〉とLaurie Andersonの共同によリ始動した〈Lou Reed Archive Series〉の第一弾リリースとして満を辞して登場。
後にバンドメイトとなるJohn Caleが参加した『Words & Music, May 1965』は、”Heroin”や”I'm Waiting for the Man”、”Pale Blue Eyes”など、後にReedが録音した歴史的楽曲を、最も初期に近い形で完全に収録。また、その創作過程や初期の影響について、さらなる洞察を与える未発表の楽曲もいくつか収録されています。
この未発表曲集は、若き日のLou Reedが、後にバンドメンバーとなるジョン・ケイルの協力を得てテープに録音し、50年近く未開封のまま残っていたものであり、民謡の伝統に根ざしたこれらの曲を検証していく中で、パンクからアート・ロックまで、現代のアメリカ音楽の発展に彼の影響が続いていることが浮き彫りとしています。真のタイムカプセルと言えるこれらの録音は、ヴェルヴェッツへの種となる初期の知られざる録音の数々を記念するだけでなく、この人物の20世紀のアメリカのポピュラー音楽における貢献の大きさを物語る決定盤!
グラミー賞にノミネートされたエンジニアであるJohn Baldwinの手によりオリジナル・マスターテープから新規リマスタリング。
ステレオラヴの運営するレーベル〈Duophonic〉等、いくつかのレーベルからリリースされたシングルによって注目を集め、99年に多数レーベルからアルバム・リリースのオファーが殺到する中、〈WARP RECORDS〉と契約。当初ステレオラヴやマイ・ブラッディ・バレンタイン等と比較されていた彼等だが、オリジナル・アルバムのリリースを重ねることでその評価を高め、ヨーロッパ、アメリカを中心に確固たる地位を築いた。そんなブロードキャストが、最後のリリースとなる2作品『Spell Blanket - Collected Demos 2006-2009』『Distant Call - Collected Demos 2000-2006』を発売。
惜しまれながらも2011年に他界したボーカルのトリッシュ・キーナンによる4トラック・テープとミニディスクの膨大なアーカイブから集められた曲とスケッチで構成されている『Spell Blanket - Collected Demos 2006-2009』は、ブロードキャストの5枚目のアルバムになるはずだった楽曲群が下地となっており、2005年リリースの『Tender Buttons』後、2006年から2009年にかけて、トリッシュとジェイムズ・カーギルが取り組んだ創作過程を知ることができる作品。
『Distant Call - Collected Demos 2000-2006』は『Spell Blanket - Collected Demos 2006-2009』とは対照的に、『Haha Sound』、『Tender Buttons』、『The Future Crayon』に収録された楽曲の初期のデモ音源を集めたものである。また、トリッシュの死後にジェイムズが発見した2曲「Come Back to Me」「Please Call to Book」も収録されている。この曲は2006年にバンドによって実施された『Let’s Write A Song』プロジェクトーーファンからポストカードに綴った歌詞を募集し、それをもとに楽曲を作ったーーに対するトリッシュのファンへの返答が散りばめられている。