1975年に日本のロックバンド、キャロルのギタリスト兼ボーカリストである内海利勝と、ブリティッシュ・レゲエの名バンド、CIMARONSが共演したアルバム『Gemini Part.1』が〈Survival Research〉よりめでたくもヴァイナル・リイシュー!レゲエ、ロック、ブルースを融合させたユニークなサウンドが特徴で、内海が日本語で歌い、ギターソロも披露している。和製レゲエの最初期にあたる先駆的なアルバム。日本でレゲエがまだほとんど知られていなかった時代に、ブルースやスカとレゲエを融合させた革新的なサウンドを展開し、後の日本レゲエシーンに大きな影響を与えた。内海のギターとCIMARONSのリズムが融合した独特のグルーヴが楽しい一枚。