どの名義も極めて流通量少ないものの、近年徐々に発掘の進む大変ニッチなイタリアのライブラリー・ミュージック作家、Rino de Filippi。骨董級のレア作品だらけなこの人が73年にPiero Umilianiの〈Sound WorkShop〉スタジオにて録音していた知られざる未発表作が奇跡のアナログ・リリース!夢の中へと迷い込んだかの様。狂おしいほどのアシッド・パッセージや、催眠的なベース・リフへと、自身のトレードマークであるコラージュやサウンド・マニピュレーションが絡み合い実にユニークなリスニング体験を生み出した傑作。ミステリアスにしてシュールレアリスム的な雰囲気を醸す、鮮やかなパフォーマンスの連続です!