祖国南米ペルーの地下ノイズ、インダストリアルや前衛音楽、ミュージック・コンクレートに至るまで、同地のニッチな音楽世界を大いに掘り起こしてきたカルト・レーベル〈Buh Records〉から最新物件！1980年代初頭、首都カラカスでシンセサイザーの宇宙的な音に触発され、電子音楽の製作を開始したウクライナ系の女性ヴェネズエラ人アーティスト、作曲家にして、テレビや演劇のための音楽の作曲も行っていたOksana Linde。1983年から1989年にかけての膨大な録音アーカイブから選曲されたアルバム『Aquatic and Other Worlds』が登場。1948年にヴェネズエラのカラカスでウクライナ移民の家庭に生まれ、1980年代初頭には、Ángel Rada、Miguel Noya、Musikautomatika、Vinicio Adamesといった同国におけるシンセサイザー/電子音楽シーンへと合流を果たした人物。ポリムーグのシンセサイザーやTEACのオープンリールテープレコーダーなどを借りて、小さな自宅スタジオで1983年から1984頃に作曲を始動。1984年から1986年にかけて30以上の作品を残している彼女のサイケデリックで催眠的な音世界を堪能できる傑作盤！Oksana Linde、 Ale Hop、Luis Alvaradoらによるライナーノーツが付属。限定300部。
