5月下旬入荷。S.E.M. Ensembleにも関わっていた黒人作曲家、ピアニストにしてヴォーカリストのJulius Eastmanが'74年に作曲家フォーラムで披露した知られざる名演が、Thomas BrinkmannやMorton Feldmanの作品の発表もあるヘルシンキのFrozen Reedsから数十年の時を経てヴァイナル化!
S.E.M. ENSEMBLEの楽隊奏でるヒプノティックな木管の響きが至福の安らぎを齎し、そして全身に染み渡りゆくストリングスの調べもまたあまりにも流麗。Meredith Monkのアンサンブルで初の男性ヴォーカルを務め、Arthur Russellともコラボレーションを行っていたモダン・クラシカル作家でもあるJulius Eastmanですが、非常に深いミニマルへの造詣とコンテンポラリー・クラシカルへの熱意が窺える貴重な一枚です。今回のヴァイナル・リマスタリングはJim O'Rourkeを起用し、音質も万全。ゲイトフォールド・スリーブ仕様。