2017年の傑作『Chalice Hymnal』に続くGrailsの最新アルバムであり、2008年の『Doomsdayer's Holiday』以来、初めてメンバー全員がスタジオに揃ってレコーディングされた作品である『Anches En Maat』がポスト・ロック/ポスト・クラシカル聖地〈Temporary Residence Ltd.〉より待望のアナログ・リリース。『Doomsdayer's Holiday』以降にリリースされたGrailsのアルバムは、すべて2枚組のアルバムという大規模なものであったため、『Anches En Maat』は比較的効率的なLP1枚組のアルバムに戻るというコンセプトで制作されたとのこと。1980年代のソフトコアと昼メロのサウンドトラック、コズミック・ミニマリズム、痛々しい西部劇、メランコリックな電子パルス、そして重厚なソウル・ディスコ・ストリングスが溶け合った、彼らの20年以上のキャリアの中でも最も野心的なアルバムのひとつ!