1995年のファースト・アルバム以来、フォークやサイケデリア、ロックといったサウンドと要素を切ないメロディーと優しいアレンジで溶け合わせ、魅惑的で深くパーソナルな音世界を作り上げてきた名バンド、渚にて。結成25周年を記念して2020年に〈オルグ・レコード〉と〈P-VINE〉からリリースされたアルバム『ニューオーシャン』が〈Black Editions〉から初アナログ化。柴山伸二と竹田雅子のパートナーシップを中心に、親密にして感情に訴える彼らの音楽はテレパシー的な化学反応からしか生まれない、浮遊感と呼吸を感じさせるものとなっています。愛と喪失、霞がかった太陽と迫り来る闇、自然の壮大さの中にある人間の渇望を呼び起こす、澄んだ眼差しと広がりのある曲のコレクション。エンボス加工が施されたヘヴィ・チップオン・ゲートフォールド・スリーヴ仕様。
